気まぐれ日記 2022年7月
2022年6月はここ
7月1日(金)「予想最高気温・・・の風さん」
毎朝、アレクサに地元の天気予報を聞く。今日の予想最高気温は31℃だという。おかしい。試しに名古屋はどうか聞いてみたら38℃だという。昨日のNHKの予報では、名古屋は40℃だった。色々なメディアの予報がバラバラなのは、何か原因があるのだろう。リアルタイムで報道しているとか、気象庁のデータを見て予報士が独自に予想しているとか、AIに任せているとか・・・。
昨夜に続いて、月例のルーチン。最近は3日に分けてやっている。今日は、鏡と配管と空気清浄機のそうじだ。それぞれ使うツールが違う。リビングのプラズマクラスターは新型コロナ発生以来、24時間、365日フル稼働で、途中で電極の寿命がきて交換したほどだ。毎月メンテをしていたが、今日というか今ごろになって発見があった。マニュアルではフィルターがあることになっているが、どこにあって、取り外しはできるのか、分からなかった。それが今日、内部をよく見て、引っ張り出せるつまみを発見したのだ。エアコンのフィルターみたいなやつが出てきた。掃除機とブラシを使ってきれいにした。
今日も届け物がたくさんあった。文庫(連載の書籍化)のための初校ゲラが届いた。これは意外と重かった。お世話になっている先生から故郷の名産も。これはきわめて高価なはずで、恐縮してしまう。最後に、ベルメゾンで発注した品物。たまたま千円クーポンがもらえたので、送料込みで1179円になる品物をチョイスしたので、実質179円。
日中の最高気温をスマホでチェックした。Yahoo!天気によると、地元は33℃で名古屋は38℃だった。
今日は何とか児童書の執筆が進んだ。この調子で明日も頑張らねば。
7月2日(土)「徐々に執筆モード・・・の風さん」
目標よりも2時間起床が遅かったのは、体力を回復させるためだった。さあ、これで今日一日、どれだけ頑張れるか。
超多忙の私を気遣って、ワイフは一人で実家へ出かけた。「一緒に行きますか」と問われて「ノー」はあり得ないからだ。
最近3日間に分けている月初ルーチンの3日目だ。ホットミルクだけの朝食後、レンジフードの掃除に取り掛かった。毎月やっているので、ひどい汚れではない。だから、掃除も楽だ。続けて、リビングの天井の染みとり。これも、年内終了を目標に、毎月狙いを定めてやっている。今日はシャンデリア風ライトの近くを拭いた。
ルーチン後、軽く昼食を、と思ったが、それ以上に面倒になった。冷蔵庫を開けたら冷ご飯が一杯分あったので、それをレンジ度チンして、卵かけご飯にして食べた。
あとは児童書の執筆。丹念に調べて確認しながら進めて行った。中断したのは、意外と早くワイフが帰宅したからだった。
幸いなことに歯茎の痛みがひいていて、薬を服用しなくても気にせずいられた。
7月3日(日)「第五章まで完成・・・の風さん」
週間天気予報で立てていた計画がくずれた。今日も明日も雨である。これでは屋外作業の草刈りができない。明後日晴れても、雑草が濡れていると、電動草刈り機のパワーではちょっと無理。さらに遅れると、当然雑草は伸びるが、近付いている台風の影響も心配だ。
心配しているだけでは何も進まないので、今日は1週間遅れの風呂釜そうじをすることにした。これもだいぶ慣れてきたから、手早くできるだろう……、と思ったが、風呂釜そうじのあとには、簡単な風呂そうじをするのである。疲れてしまった(笑)。
久しぶりに昼食をワイフと食べ、ルーチンを片付けたあと、しばらく休養。
その後、やっと執筆に取り掛かった。2つ届いているゲラの著者校正はまだ始められない。まるで流行作家のような忙しさだが、なんのことない、力不足だからこうなる。
今日は晩御飯後も、本気で続けた。何が何でもひと区切りさせねばならない。
午前7時までかかって、第五章の原稿ができた。今回はリクエストがあり、ルビなし原稿も作った。ルビてんこもりの原稿からすばやくルビなし原稿を作る方法は自分で開発した。たいした方法ではないが、便利ではある。編集者へ送ってホッとしてから、シャワーを浴びてダウン。
7月4日(月)「徹夜明け・・・の風さん」
8時から12時まで寝ていたが、これだけで新たな1日を始めることはできなかった。
軽いストレッチと小倉トーストの昼食後、またベッドへ。ところで、小倉トーストに使ったあずきはそれ専用だった。冷蔵庫に入れてあっても、日にちが経過するとかびる。ワイフは「危険だ」と言って、もう食べなくなっていた。こういうものの処分(肉体で)はボケ老人の担当である。今日で3回目。やっと使いきった(笑)。そのうち本当に危ない目に遭う恐れがあるが、もし味覚などの五感が正常なら最悪の事態は避けられるようにも思うのだが。
14時半から16時半まで追加の睡眠をとった。雨降りが続いているので、昼寝に困難はない。しかも、外が暗い。暗くなると点灯する玄関灯まで点灯している。
夕方のホットタイム後、やっと元気が出てきて、ルーチンをした。その後は、たまっていたメール処理をおこなった。これがべらぼうな量だった。
徹夜明けはこんなもんか。現役時代でないからできたとも言える。
7月5日(火)「ただのかすじゃない・・・の風さん」
9時起床。まだ元に戻れない。空模様はあやしいが、台風(温帯低気圧に変わった)の進路によっては雨は降らないかも。とにかく今日も体力の回復と屋内作業を優先だ。
フェースブックは友達が多くて、とても見きれない。なので、1日に数件見るだけ。今朝、のぞいたら菅谷充さんの気になるコメントが出ていた。大坂のかすうどんが東京にもあったという古い(6年前?)コメントだ。かすが油かすと書いてあって、見た目があれに似ていたので、思わず書き込んでしまった。8年前、中小企業大学校で教えていたとき、生徒から教えられた。その生徒は揚げ玉を作る会社に勤務していて、揚げ玉は関西では天かすというそうだ。印象深かったので覚えていた。そのことを菅谷さんのフェースブックに書き込んだら、早速、ご教授いただいた。
大阪の「あぶらかす」は、牛の腸を揚げたもので(驚くべき解説)、一方「肉かす」というのもあって、ブタの背脂からラードを取った残りとのこと。「かす」と言うと、何となく捨ててもいいような、良くない印象を受けるが、それを魅力的な食材にしているわけで、なかなか奥も深い。
今日は、2階の子ども部屋二つのインバータ蛍光灯(築以来30年になる)をLED調色・調光ライトに交換した。昨年やりたかったことで、これもあれも1年遅れの中の一つである。やれやれ。
7月6日(水)「疲労頭痛ダウン・・・の風さん」
8時起床。また少し起床時刻が早まった。今日は雨は降りそうもない。天気次第で草刈りをしたい。
朝食はホットミルクのみ。歩いて投函にも行って来た。好い天気だ。裏の土地の雑草が伸びているのも確認した。
午前中にルーチンも終え、昼食にインスタントラーメン・ライスを食べて、さあ頑張るぞ、と思ったころから急激に疲労感。何なんだ〜? そのままリビングでダウン。弱い冷房が効いた空間でひたすら体力の回復を待った。
しかし、全然回復せず。頭痛までしてくる。熱はないので、コロナではない。そもそもほとんど人との接触はないのだ。バファリンを服用した。宅配が来ても応対できず。電話までかかってきた。ああ! 原稿の催促だった! もうダメ……と思ったころから、頭痛が解消し(薬が効いただけだろうが)、少し元気が出たので、遅いホットタイムにして、コーヒーをたっぷり飲んだら、やる気が出た。
夕方、少し雨が降った。明日も草刈りは断念だな。
あとは、ひたすら執筆。他にもやることがあるが、今さらできない。
7月7日(木)「ついに東大方式投入・・・の風さん」
子どもの頃は絶対意識する、今日は七夕。新型コロナのせいで、七夕飾りもあまり見られらなかったのが、いくらか復活してきたそうだ。ところが、短冊に書かれている願い事の中に、新型コロナがなくなることが多いという。以前は自分の願い事を書くのが普通だったのに、と主催者は驚くやら悲しむやら複雑な心境らしい。
昨年11月に出した『エレキテルの謎を解け 電気を発見した技術者平賀源内』が、千葉県の読書感想文コンクールの課題図書の一つに選ばれた。課題図書は子どもたちが選んだと言うからうれしい。私には珍しく、フェースブックとツイッターに書き込んでみた。意外と反応が多くて、さらにうれしくなった。
今日はとにかく児童書の執筆に注力した。これがある程度進まないと、他の仕事に手が付かない。大ピンチなので、ついに私が東大方式と呼ぶ方法を使った。迷わず書き進める方式だ。どんどん画面に現れる文章は、見たくもない雑文だが、完璧主義者を返上し、肉体の目は開いていても、心の目は閉じて書き進めていく。そういう方式だ。
みるみるうちに雑文が並んで行った。
7月8日(金)「平和のありがたさ・・・の風さん」
かつて(昔の話)サッチャー政権が誕生して号外が出た日、偶然ロンドンにいた。ベルリンの壁が崩壊した日やドイツがサッカーのワールドカップで優勝した日、偶然ドイツにいた。今日、日本にいたのは偶然ではない。
早朝、とりあえずベッドから抜け出て、金属クズを玄関前に置いてきて、またベッドに逆戻りした。そのまま起きるだけの体力が戻っていなかった。そのままベッドでダウン状態。
途中で外出するワイフが心配してやって来て、スポーツドリンクを置いて行った。窓は開放していて、少し風も入り、暑くはなかったが、これで老人は死ぬのかもしれない。ありがたくスポーツドリンクを飲んでおいた。
正午になろうとする前、そろそろ起きるために天気を確認しようとスマホを取って、そのニュースを知った。安倍元首相が銃撃されて心肺停止……。
現時点戦争をしていない国にいて、いくらダウン状態とはいえ、こうしている場合ではないと思った。
昼食にラーメンその後卵とご飯を入れたおじやにして食べ、屋外作業に出動した。あれからニュースは一切見ていない。今日は腰に蚊取り線香も装着したフル装備だ。雑草は見事に伸びていた。バッテリー2個を使って、半分強しかできなかった。途中で水分の補給も忘れなかった。後片付けをし、シャワーを浴びて着替えた。さすがにリビングでダウン。
日没するころ、ワイフがテレビをつけてニュースを見た。安倍元首相の死去が報じられた。
現場で救命行動をとっていた女性たちの姿が印象的だった。以前、大相撲の土俵上でも見られたことだ。
戦後77年、平和な国に生きる幸福をいつも感じるが、そのありがたさに気付いていないような事件が起きた。ボケ老人の私は、せめて裏の土地の除草作業をすることで、この戦争のない国への感謝の気持ちを表現しようとしたのだ。
明日はちゃんと起きられるだろうか。
7月9日(土)「執筆を進めながらも・・・の風さん」
昨日の事件が安倍元首相の死去という最悪の結果になった原因の一つに、警備体制の問題があったことが浮上している。
映画やテレビで何度か見たこういったシーンでは、高いビルなどに全体を監視している人がいて、全警備員へ刻々と不審者の情報を流していた。また、警備員一人ひとりもイヤホン型の無線を装着していて、周辺の状況を伝え合っていた(私の現役時代、もう40年も前に設置した全自動の生産システムでは、現場の判断でオペレーター全員がイヤホン型の無線を装着して情報を共有し、設備トラブルなどに即応していた)。
警備経験者が語っていたが、見せる警備も基本だという。つまり、SPと言えど、プロの警備員だと認識させて、近寄らせない。楽々と背後から近寄ることができたのは、こういった認識をさせることができなかったからだろう。
現場の映像を見ると、元首相を守る警備員は全員狭いガードレールの中にいて、外からの不審者接近に、気付いてもすぐ突進するのは難しかった。
どのような事件でも元から絶つのは至難の業だと思う。事件は起こるという前提で、最悪の結果を招かないための工夫と心構えが必要で、さらに日々更新・カイゼンもしていかなければならない。
今日は終日、とにかく児童書の執筆を進めることに努力した。
7月10日(日)「執筆の合間に投票・・・の風さん」
朝食はホットミルクのみ。今日は何とかして児童書の原稿を第六章まで書き上げて編集者へ送りたい。
午前中はルーチンとわずかな雑務。昼食はトーストのみ。よけいなことはせず、とにかく執筆最優先。
夕方、ワイフの来客が帰ったので、選挙の投票に徒歩で出かけた。会場は子どもたちが通った保育園だ。保育園前の路上で、ワイフが「あ。カブトムシが死んでいる」と言ったが、私はパッと見て、死んではいないと思ったので、つまみあげた。オスのカブトムシで、死んではいなかった。足が動いた。フェンスの向こう側、つまり保育園内の植え込みの上に置いて、投票受付へ向かった。知人が受け付けをしていたので、挨拶しようとしたら「手の消毒をしてください」と注意された(笑)。立候補者がたくさんいて驚いた。選挙公報をチラッと見たときには気付かなかった。
帰りに植え込みをのぞいたら、カブトムシが向こうを向いてまだいた。風はないが、夕方なので、猛暑は感じなかった。のどかな投票だった。誰とも行き交うことはなかった。
ホットタイム後すぐ書斎に戻って、執筆の続き。晩御飯を終えても、開票ニュースを見ることなく、また執筆。
こうして、午後11時過ぎに、原稿ができた。編集者へ送った。ホッとひと安心。何しろ予定からもう2か月も遅れている。
明朝、ワイフを駅まで送るので、さっさと就寝。
7月11日(月)「今日はオフだが・・・の風さん」
やや早起きしてワイフを駅まで送った。疲労がとれていない。昨夜、途中原稿を送れたこともあり、今日はオフにすることに決定。そのままリビングでうとうと・・・。
浅い眠りでも、時間はどんどん経過した。11時過ぎている。雨は降りそうもない。先週の金曜日の状態(目覚めてすぐ安倍元首相の事件を知ったこと)がフラッシュバックした。オフにするにしても、たらたらしていてはいけない。その後の行動は、まるでその日の再現だった。
インスタントラーメンを食べた残りに冷や飯と卵を入れておじやを作って食べた。これで、腹ごしらえはできた。
屋外作業に出動。完全武装だ。携帯蚊取りも装着した。バッテリー1個を使って、先週刈り残した平坦部を何とか除草した。まだ外周部法面(のりめん)が残っているが、またこの次だ。シャワーを浴びて、涼しいリビングで休憩するところまで、先週とそっくりだった。
ルーチンと雑務をしっかりやって、夕方ワイフを駅まで迎えに行った。迎えのクルマが多かった。
晩御飯後は、明日から再開する児童書の執筆の準備にあてた。以前読んだ古文書などを再チェックした。
夜中にログの玄関チャイムが鳴り続けるので、屋外カメラ(赤外線なので見える)でチェックしたが、怪しいものは何もいない。玄関チャイムの異常らしいので、仕方なく外へ出てはずしてきた。やれやれ。とんだ安眠妨害。
7月12日(火)「やばい・・・の風さん」
不安定な天気が続いている。昨夜の安眠妨害の影響で、やや寝坊した。
安売りデーなので、ドラッグストアにまとめ買いに行って来た。雨はぽつぽつ降る程度。
トーストの昼食後、毎年やっている人間ドックを、今年は早めにしようと予約の電話をした。お盆明けにできる。今年は脳ドックもおこなう。
今月1件のセミナーの予定がある。コロナになってからずっと集客で苦戦しているセミナーだ。今回もそうだとメールが来た。ギリギリまで応募を待ってみて、もし開催となったらすぐテキストのデータを送ってほしいというものだった。もちろんOKだが、中止もあり得ると思わなければならない。
このところ児童書の執筆に専念している。ところが、初校ゲラが2つ届いていた。その1つの催促メールが来た。もう1つは、期日を指定されていたので、児童書の執筆も含めて、今月の計画を作ってみた。仕事量(ページ数)を日数で割ってみた。セミナーの予定日は除外した。すごい過密スケジュールとなった。
その結果を元に、回答メールを送ったら、遅すぎると返信があった。やばい。1週間前倒しの超過密スケジュールを作った。それで返信したら、何とかOKとなった。
いやはや大変なことになってしまった。ゲラの著者校正なども東大方式でやっていくしかない。
7月13日(水)「軍曹着任?・・・の風さん」
ピンチがさらにピンチになって2日目だ。何でもてきぱきとこなさなければならない。ボケ老人には試練である。
昨日セミナー関連のメールがあったことで、その準備を少しした。以前やったセミナーなので、内容はほとんど同じだが、絶対にアップデートすべきスライドが4枚あった。そのやり方も決まっているからやるだけなのだが、時間ゼロではできない。それなりに時間はかかった。
昨日と同様に、朝食はホットミルク、昼食はトースト1枚という、禅僧か山伏のようなシンプルさで、とにかく仕事の時間を稼ぎ出す(本当はダイエットなんだけど(笑))。
昨日から1つの初校ゲラの著者校正を開始したが、今日からさらにもう1つの初校ゲラの著者校正を開始した。その追加した初校ゲラの方で、新たなミッションも生じた。帯の推薦文に提案していた人が社内承認が得られたそうで、いよいよ私からその人に打診するのである。何とか受諾してもらいたい。
夕方のホットタイムの直前、階下からワイフの悲鳴があった。何だろうと降りて行くと、浴室の窓をしめようとしたら蜘蛛が飛び込んできたという。見たら、頼もしいアシダカグモ、軍曹と呼ばれるゴキブリハンターだった。とは言え、アシダカグモがいるということは、少なくとも屋外にゴキブリがいる証拠である。屋外には毒エサ(ホウ酸系)を5か所に設置してあるが、それだけでは退治できていないということだ。ゴキブリがいなければ、軍曹は次の狩場を求めて移動するのである。そんなうんちくをたれている間に、浴室の軍曹の姿が見えなくなった。軍曹は自分より体の大きい、たとえば人間に対しては、もちろん無害だし、音や振動に敏感ですぐ逃げてしまうのである。
7月14日(木)「幸福感と副反応・・・の風さん」
今日も昨日に続いて、てきぱきてきぱき……(笑)。
ルーチンをこなし、セミナーの準備の前準備をし、ゲラ校正を3分の1終えたところで、外出の時刻になった。
今日は、ワクチン接種4回目の予約日だ。これまで、ファイザー、ファイザー、モデルナと最強の組み合わせで接種してきた。今回は、新しいノババックスを試してみたかったのだが、地元の選択肢にはなかった。残念だが、早くさっさと接種したかったので、モデルナで最速の日程にした。
さすがに4回目で、すべて同じ会場なので、自分的にはさっさと終了した。
帰宅して、ゲラ校正。今日の計画の残り3分の2を最優先でおこなった。
途中でとても幸せなことがあった。歴史長編小説の帯の推薦文をある方にお願いしたのだが、すぐに返信があり快諾していただけた。1年以上前から、お願いするならこの方と思っていた。出版社の社内承認が得られたので、すぐお願いのメールを送った。もし超多忙(たとえばしばらく海外へ出張するとか)だったら、実現しないので、不安はあった。快諾以上に好意的な文章で返信があったので、こんなうれしいことはない。
ワクチン接種の課題は副反応である。同じタイプを続けると、1回目よりも2回目の方が副反応は強く出るという統計データになっている。執筆大ピンチの私は、ここで我慢するわけにはいかない。鎮痛剤(アセトアミノフェン含有)と解熱剤(アセチルサリチル酸含有)をスタンバイさせた。
接種した腕の痛みがすぐに出てきた。鎮痛剤を服用した。この時点で、体温を医療用体温計で測定すると、接種直前と同じ36.4度だった。晩御飯のころ、微熱症状があったので、再測定すると36.9度になっていた。解熱剤を服用した。9時のニュース番組を見ているころ、37.4度に上昇していた。正直な体だ。腕の痛みはなくならない。
就寝する午前零時ころ、腕が痛いので鎮痛剤の2回目の服用をした。体温は36.4度に下がっていた。
7月15日(金)「薬の力を借りて・・・の風さん」
起床すると腕がまだ痛い。同時服用を避けるため、さっさと鎮痛剤を服用した。ストレッチは中止。
その後、検温すると、36.8度あった。また微熱が出かかっている。仕事最優先なので、朝食にトーストを食べて、しばらくおいて解熱剤を服用した。
午前中はルーチンとセミナー準備の続き。微熱のせいで身体がだるく、ベッドでしばらく安静にした。
昼食のインスタントラーメンをはさんで、鎮痛剤と解熱剤を服用した。執筆大ピンチなので、症状が軽いからと言って、我慢しているわけにはいかない。腕の痛みは気にならないようになったが、微熱が下がるまで時間がかかった。
文庫の初校ゲラをこなした。元原稿の出来が良いと、すらすら進む。助かった。
続いて、長編の初校ゲラに着手。微熱も下がって、快調に進んだ。ラッキー。
ホットタイム後、児童書の最終章のストーリーをもう一度練り直した。だいぶメリハリが出てきた。書式を修正して原稿枚数をチェックすると、規定の枚数をオーバーしていなかった。ひと安心。
晩御飯後、36.9度まで上がっていたので解熱剤を服用し、児童書は、参考文献一覧の整理だけにとどめた。
腕の痛みは消えていないが、もう鎮痛剤の必要はなさそうだ。
明日も、執筆を進めなければ……。
7月16日(土)「早起きできたのだが・・・の風さん」
8時起床。どうやらワクチンの副反応をうまくかわし、執筆への影響はほとんどなく、このまま走り続けられそうだ。
それでもストレッチは省略。昨夜の続きを少しやってからルーチンをこなした。
昼食は久しぶりにワイフが用意してくれた。朝食はわざと抜いてあった(ダイエットを意識)。
全国的に不安定な天気で、場所によっては豪雨になっている。さっさと梅雨明け宣言していなければ、最近の天候はまだ梅雨明け前だと主張できたが、そうではないので、異常気象というイメージが強い。昨日今日の気圧配置図の中の前線を、気象予報士は「梅雨前線と同じです」と説明していた。異常気象でなければ、これは「梅雨末期の豪雨」あるいは「梅雨の戻り」と言われる。
文庫の著者校正で、編集者から「?」の指摘があったため、しっかり調べる必要が生じた。参考資料をいくつかプリントしてゲラにはさみ込んだ。長編の著者校正でも同じことがあった。同様に、参考資料をいくつかプリントしてゲラにはさみこむことになった。
想定以上に時間を使い、夕方のホットタイムとなった。やや早起きしてよかったと思うことにしよう。
児童書の最終章の執筆でてこずった。疲労すると、仕事の効率は落ちる。発想も貧弱になるようだ。それでも、今夜は粘ってみた。就寝は午前4時。明日、また頑張ろう。
7月17日(日)「ボケ老人のチャレンジ・・・の風さん」
ブランチはホットミルクとトースト1枚。娑婆は3連休だが、学生時代のように連休を楽しめるようになるのは、人生の末期しかないのか。もっとも末期では、何をしても楽しめそうもないけど(笑)。
どうやらワクチンの副反応は見事にかわせたようだ。これなら5回目だろうと6回目だろうと、大丈夫だ。その前にインフルエンザのワクチン接種だな。今年も受けよう。
ルーチンをこなし(この間に、ヤフオク2冊を入札し、メルカリで1冊を購入した。チャンスは逃してはいけない)、続けて文庫のゲラの著者校正。1日に短編2本をノルマにしている。1本が終わり、2本目に入ったところで、日本数学協会のオンライン講義の時刻になった。連続しているのを知らないで申し込んでしまったため、届いた資料(講義テキスト)を見て絶句した。まったく分からない抽象的な内容。不良学生のように講義中内職するしかない(申し訳ありません、上野先生m(_ _)m)。
ホットタイムをはさんで、長編小説のゲラ校正をおこなった。今日も少し考える場面があった。こういった問題点を編集者はちゃんと指摘してくるからすごい、というか助かる。編集者なしには本は出せない。
さあ、今日は児童書の原稿に決着をつける予定日だ。体力が続けば、何が何でも完遂する。
晩御飯後、ヤフオクの2冊がどちらも落札できた。似た本が多数出ていたので、こういう時は入札のチャンスなのである。和算書(江戸時代のもの)2冊をどちらも千円未満で購入できた。講演時に見せる。
最終章、エピローグ、あとがきを書き上げ、全体の調整をし、ルビありとルビなしの2種類を作って、編集者へ送付した。お日さまはとっくに昇っている。厚切り食パンを1枚そのままかじってからシャワーを浴びた。就寝は午前9時半だった。ボケ老人でもまだやれる。
7月18日(月)「ボケ老人がんばる・・・の風さん」
午後1時半起床。徹夜明け、睡眠補給は4時間なので、心配な1日が始まった。
ホットミルク1杯だけで仕事に復帰。先ずルーチン。普通なら朝食もしくはブランチ後、スマホでツムツムをやるのだが、今日はやらない。仕事がピンチということだけでなく、昨夜、晩御飯後(ツムツムをやっている時)、スマホ(iPhoneSE)が不調になった。画面に触れても反応しなくなった。指の老化で保湿状態が悪くなると、よく起きる(笑)が、それではなかった。物理的な故障と思われた。2年ごとに買い替えているので、来年の1月まで使えて欲しかった。それが……だめになったのかい、今ごろ、この大ピンチのときに! アップルストアは名古屋まで行かなければならない。この第七波が来たときに!
計画とおり、文庫のゲラ校正に着手。幸い、雨が降っていないので、ワイフと月例の墓参に行った。こんな時期でも、墓地には蚊が飛んでいない。これまで一度もここで刺されたことはない。しかし、カエルはよくいる。花生けの中に潜んでいることもある。今日は、墓石周辺をあっちへ行ったりこっちへ行ったりしていた。小さなアオガエルで、供花を交換しているワイフの素足にへばりついた(笑)。帰宅してホットタイム。おやつに沖縄のサーターアンダギーが出た。丸いごつごつしたドーナツで、ドイツのシュネーバルとも形が似ている。素朴なドーナツで気に入った。
長編のゲラ校正(毎日35ページ)を終え、今日の予定だった、画像データの送付に取り掛かった。これは、文庫のためである。
何とか必死に終えた。昨夜から不調のスマホを操作したら、何とか使える。一時的に直ったのか?
就寝は午前2時半。我ながらよくやるよ、と思った。
7月19日(火)「また忙しくなった・・・の風さん」
名古屋へ行くワイフを駅まで送ってから、また寝た。
昼前に起床したが、気になっているメールチェックをしたら、来週の終日オンラインセミナーの開催が決定していた。明朝までにテキストのデータを送らねばならない。最低限の準備はしてあったが、今回用に構成をカスタマイズする仕事が残っていた。
菓子パンで昼食を終え、早速ルーチンから開始。文庫のゲラも明日発送なので、先ずは最後の部分を校正。続いて、長編の校正をした。
ワイフは名古屋で長女と夕食を食べて来るので、帰りは遅い。ひたすら自分の仕事を進めるしかない。
セミナーのテキストのリファインに時間がかかっていて、晩御飯を食べている余裕がなかった。ワイフが帰宅するので、駅まで迎えに行き、戻ってきて速攻で晩御飯(カレーライス)。長女のおみやげを食べることはできなかった。
テキストは最終的にPDFにして事務局へ送る。無料ソフトではデータ量が大き過ぎるので、圧縮するのだが、それができるPDFソフトは引退PCの中だ。今夜はそれをつないで処理する余裕はない。1週間お試し無料のソフトをインストールして対応した。期待するほどの性能じゃないな。
続けて、文庫のゲラの最終校正だ。これまで宿題にしてあったこと、つまり全体を通しての整合性(物語として筋が通ること)をとることが主目的である。表現方法の統一もそれに含まれる。やはり、これが一番大変だった。
終わるころには、空が白みかけていた。シャワーを浴びて、就寝は午前4時。早起きして、著者校正の終わった文庫のゲラを宅配で送らねばならないので、寝坊はしていられない。
7月20日(水)「また夜が明ける・・・の風さん」
8時半にベッドから起き出して、必死の思いで、ファミマへ。ワイフのアクアを借りた。未明に完了した文庫のゲラを明日の午前着で送った。
帰宅してまたベッドへ逆戻り。
正午に2度目の起床。お米でできた食パン(すごい密度というか比重で重い)をトーストして食べたあと、ルーチンを終えた。編集者からのメールで挿画類も返送してほしかったとのことだったので、急遽またワイフのアクアを借りて、今度はセブンへ。13時を回っていたが、これも明日の午前着で送れた。
今度は、キャメロンで外出。今日は晴天だが、暑いぜ。JAとUFJのATMをはしごした後、クリニックへ。8週間に一度通院しているのだが、今日はいつより空いている。コロナの新規感染者数がぐんぐん増えているので、先延ばしする患者がいるのだろう。実に賢い。私は薬が切れるので、仕方なく来院したのだ。
帰宅してホットタイム。最近、4冊の本をネットで入手した話をした。ヤフオクで古文書を2冊、メルカリで1冊そしてアマゾンで新品を1冊である。すべて現在進行中の作家活動に関係する本だ。4冊で4千円くらいだと言ったら、ワイフは目を丸くしていた。
毎日35ページやっている長編のゲラ校正をしてから、文庫のためのあとがきの執筆を始めた。これがけっこう大変で、未明までかかってしまった。このところ、生命の危険を冒す仕事になっている(笑)。
7月21日(木)「日中はほとんどダウン・・・の風さん」
今朝の5時に就寝して、10時起床。朝食は抜きで、ルーチン後、お米でできた食パンをトーストして昼食にした。
たらたらと雑務をしていても、まるで元気が出ないので、ベッドで横になることにした。そのまま16時半まで昼寝。
空模様が怪しい。昼寝中は、暑くもなく、エアコンが不要だったが(老人性不感症で、これが原因で死ぬのかもしれないが)、湿っぽい感じがした。スマホの3つのお天気アプリでチェックすると、天気は下り坂。雨雲レーダーを開くと、ああ! 接近しているではないか。急いで、開いている窓を次々に閉めた。
ホットタイム後、やっと仕事に復帰できた。長編のゲラ校正である。毎日決めた枚数をこなしている。
晩御飯とニュース番組視聴後、ゲラ校正の続き。それが終わってから、児童書の編集者のための地図情報の作成。原稿の中に、現在の地図にはない地名がたくさん出てくるので、リクエストされていた。実際の出版のときにも、イラストの地図を入れることになりそうだ。今は、情報としての地図なので、多面的な情報つまり場面に応じて複数枚を提供することにした。
これがけっこう時間がかかり、終ったのが午前3時半だった。
7月22日(金)「ひたすら頑張る・・・の風さん」
今日も頑張らねばならない。気を緩めることのできない日が続く。しかし、どこからもミサイルが飛んでくる心配はない(ほとんどない)のは、幸せと考えるしかない。ボケ老人は、とにかく前へ進むしかない。
就寝が遅かったが、11時には起床した。新型コロナの急拡大を受けて、ワイフも今日の名古屋行きを断念していた。なので、さっさとブランチにしようという提案があった。夕方までトースト1枚とホットミルクだけならダイエットになるが、ワイフの作るブランチはカロリーが高い(笑)。
ルーチン後、雑務を2つした。少しずつやっているセミナーの準備、今日はMacBookAirに講義スライドを入れ、見栄えの確認をしつつ文字フォントの変更(同じPPTソフトでも、Windows上で作ったものをMacBookAirで開くとフォントが変わってしまうのだ)。あと1つは、もう30年以上も買い続けているJALカレンダーの発注。来年は、沖縄の写真を使ったものにした。
ここから、やっと作家業で、先ずは、長編のゲラ校正。毎日、決めた枚数だけやり続けているので、締め切りまでにできそうだ。編集者からメールがあり、発売前にキャンペーンをやりましょうという提案で、来週、ZOOMで打ち合わせをすることになった。
夜になり、やっと文庫に入れる地図の作成に着手した。小さなページに入れるには情報量が多過ぎる。しかし、あまり減らせない。線を太くし、文字のフォントをできるだけ大きくするのだが、統一性も意識する。
とっくに日付変更線を越え、ついに、 hairdye を並行しておこなうことにし(来週のセミナーのため)、就寝は午前5時半近かった。
7月23日(土)「ヤフオク入札3冊目・・・の風さん」
11時半起床。天気はまずまず。風も吹いているので、あちこちの窓を開けた。
いつも通りのホットミルクとトーストで食事を終えて、仕事に復帰。
ルーチン後、セミナーに行くための準備を始めた。今日は、持ち物と服装だ。スーツは着て行かないので、スラックスと半そでシャツを準備することにしていた。スラックスは、寝室内のハンガーラックにぶら下げてある中から選ぶ。これだな、と判断して外し、ちょっと不安になった。コロナ痩せから元に戻っている。試着しようと見ていて異常に気が付いた。スラックスが虫に食われて、あちこち穴が明いている! まるで古文書だ、と思ったが、笑っている場合ではない。そのスラックスは当然捨てるしかなく、別のを選び、さらにハンガーラックの下に、パラゾールを4個並べて置いたが、もっと対策が必要だ。
古文書で思い出した。先日ヤフオクで2冊落札したが、もう1冊欲しい。うまい具合に安価な出品が見つかったので、入札した。すべて同じシリーズで、狙いはコンテンツなのだが、写真が少なくて分からない。1冊目は空振りだったが、本自体は気に入った。2冊目はまだ届かない。今日の3冊目含めて、何とかそのコンテンツの入った古文書を1冊手に入れたい。
児童書の表紙カバーや挿画について意見を求められたので、まとめてメールで回答した。まだタイトルが決まっていない。最近は面白いタイトルを思い付くので、今度の児童書もアッと驚くタイトルにしたい。
今日も地図作成に時間をかけた。就寝は午前2時。明日はもっと早く終えねば。
7月24日(日)「ギリギリで地図データを作成終了・・・の風さん」
大ピンチになり、細かなスケジュールを作成して、ほぼその通りに進めてきた。
今日は一つの節目で、文庫に掲載する地図データを作成して、編集者へ届けなければならない。
朝からそれを優先して取り組んだ。夕方のホットタイムまで、思った通りのペースで作成できた。ところが、ホットタイム後に2時間で1枚作成するつもりが、なかなかできない。たたき台となるデータがないため、ほぼゼロから作成することになったのだ。もちろん、小説を書くために基本的な情報はすべて入手してある。あとは地図を作成するだけなのだが、PC操作は得意でも、手の動きはのろい。だいたいのレベルで作成できれば、今回は合格だが、完璧主義で緻密な作業が好きな性格が足を引っ張る。ということで、晩御飯を食べてすぐ書斎に戻って続きをやった。
何とか午前零時前に完了して、編集者へデータを送った。
続いて、明日のセミナーのため、講義スライドを念のため、ざっと目で追って、本番で慌てないように準備した。
明日は早起きする。当初、電車で名古屋へ行く予定だったが、新型コロナの第七波の急拡大のため、人との接触が少ない、キャメロンでの往復に交通手段を変更した。
7月25日(月)「幸運の女神微笑む・・・の風さん」
6時半起床。この時刻に起きれば、ゆっくり準備できる。
8時に出発。昨夜、セミナー会場近くのコインパーキングを3件リストアップしてあり、その中のベスト1をナビにセットして出発した。駐車台数も37台で多いので、たぶん大丈夫だろう。
6月は4件の講演のうち2件が名古屋で、キャメロンで往復して楽だった。駐車場さえ確保できれば、楽だと思う。
名古屋高速に入った時点で、楽勝ムードだった。目的地のコインパーキングにはかなり早く着きそうだった。ところが、しばらくして渋滞モードになった。原因がなかなか分からなかったが、事故だということが分かった。緊急自動車は1台もやって来ない。つまり、名古屋高速に入った時点ではまだ事故は起きていなかったと思われる。
とにかく渋滞だ。時間が刻々と経過する。事務局の指定時刻より30分ぐらい早く現地入りできそうだったのだが、その30分がどんどんなくなっていく。高辻でおりる予定だったが、手前の呼続でおりた。ところが、下道も車が多い。交差点ごろに止まってしまう。もう指定時刻までには到着は無理。止むを得ず、東京の事務局へ電話して、状況を名古屋支社へ伝えてもらうことにした。
ここで幸運の女神が微笑んでくれた。
目的地のコインパーキングまでまだ5kmくらいある地点で、見慣れた風景が展開した。ここって、セミナー会場のある場所じゃない? これまで何度も地下鉄の駅から歩いた場所なので、見間違えるはずはない。ナビでセットしたはずの目的地は、次の交差点を右に曲がってすぐのはずだ。右折したら、それらしいパーキングがあったが、なんと満車! ところが、道の反対側のパーキングがまだ空車状態だった。そこへ止めた。会場までは徒歩1分か2分だ(笑)。それにしても、ナビでセットしたのはどこだろう? 住所で番地まで入力したのだが。
今日のセミナーは時間管理がうまく行って、途中で慌てることが全くなかった。最後の質疑応答時間もゆったりとこなせた。
帰りに、キャメロンの満タン給油までできて、成果の大きい1日となった。晩御飯にウナギのかば焼きが出たが、すぐに元気に仕事というわけにはいかなかった。ルーチンだけやって、就寝は午前零時。
7月26日(火)「新型コロナに感染?・・・の風さん」
睡眠はとれたので、元気に復活できると思って起床したが、何となく疲労感があった。それでも、今日は、長編のゲラ校正の遅れ(1日分)を挽回しなければならない。とは言え、やはりシャキッとしない。今日はドラッグストアの割引デーなので、先に買い物をしておくことにした。
帰りに近所の百均にも寄ってきた。書籍を送付するための封筒を買うためだったが、他の陳列棚を見たために、買い物が増えた(笑)。帰宅して、インスタントラーメンを食べた。朝食のトーストも食べていたので、とにかく仕事をする気持ちはできていた。しかし、体が……。疲労が残っている気がしたので、ルーチンをさっと終えて、ベッドに横になった。
夕方、ホットタイムの時間前に起きた。つまり、たっぷり昼寝はした。なのに、体調が変だ。何となく熱っぽい。念のため検温してみたら、37.3度。微熱があるじゃん! ワクチン接種直後と同様に解熱剤を服用してみた。
晩御飯の時にはいくらか体調が戻っていた。しかし、食後のニュース番組を見ている間に、悪化してきた。少し寒気もする。検温した37.7度に上がっていた。この時点で、新型コロナだと思うことにした。しかし、状況からは可能性は低い。4度目のワクチン接種をしたのは14日だ。徐々に抗体が増えてきたはずだ。あれから外出をしたのは、20日と昨日である。昨日の感染が今日の発症になるのは早過ぎる。だとすれば感染は20日か。現在のBA5は、潜伏期間が2〜5日と短いらしい。6日目の今日ではちょっと遅いか。昨日だとすれば、ギリギリだ。とにかく、新型コロナだと思って行動するしかない。2度目の解熱剤を服用して、書斎へ向かった。
小康状態になる中、長編のゲラ校正を続けた。明日のことは当てにならないから、やれるところまでやろうと決めた。何とか、午前零時過ぎまで頑張って、最後まで到達した。1日分の遅れを挽回できた。
検温すると37度になっていた。明朝の状態が悪ければ、発熱外来へ予約して行くことをワイフが提案したので、了解して就寝した。
7月27日(水)「友人の訃報・・・の風さん」
発熱外来へ予約を入れるか判断するため、8時半に検温したら36.5度だった。これでは電話しても相手に迷惑だ。またベッドに戻って睡眠をとり、11時半にまた検温したら36.5度だった。感染していないとは断言できないが、体調は悪化していない。発熱外来を受診できないが、様子を見るため、解熱剤は服用しないことにした。
そんな自分のことなど吹っ飛ぶようなことが起きた。会社の同期入社の友人が急に亡くなったのだ。彼はほぼ毎日早朝ウォーキングでのどかな田んぼの写真をフェースブックにアップしている。25日もそれを見たが、その日に亡くなったという。前日の24日にも彼が発信しているメルマガを受信していたから、本当に急なことだった。
5月には彼も新型コロナに感染して入院するということがあったが、病院でさまざまな検査も受けていたらしい。それでも、今回の兆候は発見できなかったということになる。ちなみに病名は、大静脈解離とのこと。
今夜が通夜で、明日が本葬とのことだが、さすがに今夜は私自身の体調観察が必要なので、明日になって体調に異常が見られなければ、本葬に参列しようと思った。
長編のゲラ校正の続きがちょっと大変だった。幸い、解熱剤の服用なしでも発熱の兆候はなかったので、深夜になっても頑張ることができた。就寝は午前3時半。
7月28日(木)「友人との別れ・・・の風さん」
起床し、とにかく校正済み初校ゲラを送らねば、と近くのコンビニまで行き、クロネコで発送した。
ホットミルクとトーストの朝食。体調は昨日に続いて悪くない。このまま平常に戻りそうな感じだ。
礼服に着替えて、キャメロンで出発した。一般道を走って、1時間ちょっとで着けるはずだ。斎場は、昔住んでいた社宅の近所ではあるが、あまり通ったことのない道路脇にあるので、ナビで案内してもらうしかない。途中、コンビニでコーヒーを買って飲んだ。真夏らしい陽気になっている。
本葬の始まる30分前ぐらいに着いたが、斎場の横の駐車場はキャメロンが入っていっぱいになってしまった。参列者は多そうだ。新型コロナのリスクがあるとはいえ、やはり故人を送るのに、参列者は多いほどいい。
80歳までコンサルの仕事を続けるため、格別健康に気をつけていた彼だった。そして、家族を大切にしてきた。そういったことが式が進行するに従い、より明瞭になっていく。会社の知人も駆けつけていて、久しぶりの再会はうれしかった。こういうのも故人の人徳があって初めて起こることなのだ。
よく頑張った素晴らしい人生だったよ。お疲れ様。ゆっくり休んでください。棺をのせた霊柩車が出発し、これで完全に永遠の別れとなった。
帰宅し、ワイフにも報告した。ワイフも同じ会社に勤めた仲間であり、彼のことは知っている。
昼食後、疲れたので昼寝した。
夕方、ベッドから起き出したが、また微熱を感じた。晩御飯をはさんで熱はさらに上がって37,3度となった。これはいったい何だろう。やはりごく軽症のコロナか? 今夜は早めに就寝することにした。
7月29日(金)「予定外のことも・・・の風さん」
今日は、定期的に通っている総合病院の日。場合によっては発熱外来を予約したかもしれない病院だ。
朝の検温は36.4度。このまま行けそうだ。
病院の入り口で検温したら36.4度。変化なし。採血を終えてから、喫茶室へ行った。待ち時間をコーヒーを飲みながらツムツム(笑)。いちおう元気は続いている。
診察時間が来て、採血の結果も問題なく、会計と薬の受け取りへ移動。ここから少しペースが落ちた。最近は新型コロナの感染拡大で、病院などのスタッフが濃厚接触者で自宅待機しているため、人手不足になっているが、ここもそうかもしれない。
帰宅し、ワイフと昼食後、実に久しぶりに売れたメルカリ品を発送に行って来た。もう2か月以上出品していないため、こういったことがなかった。コンビニまで往復してきた。送料がアップしたので、純利益は100円を切っただろう。
ルーチン後、出版社とのオンライン打ち合わせになった。出版後のPR(拡販)活動が議題である。長編小説を出版してくれるこの社は営業活動をしっかりやってくれるので、私も全面的に協力する。実に楽しい。
晩御飯後、ワイフが「トップ・ガン」をもう一度観たいと言ってきた。劇場公開中の「トップ・ガン」を観る前に、前作(1986年)の記憶を呼び戻すのが目的だ。傑作だったので、私はたぶんネットで2回くらい観ているが、ほとんど忘れていた(笑)。なので、一緒に観ることにした。ところが、Amazonprimeの見放題リストの中にある「トップ・ガン」は吹替版しかなかった。誰がトム・クルーズの吹き替えをやるかで、作品の魅力は低下する恐れがある。残念ながら、そのパターンだったが、まあ十分楽しめた。
色々なことをやった1日だったので、やや疲れた感じがする。早めに就寝モードに入った。
7月30日(土)「めまいでダウン・・・の風さん」
7時半に目が覚めたときは異常は感じなかった。しっかり疲労をとって今日は作家業を頑張るぞ、と思い、念のため、もう少し寝ることにした。ところが・・・!
9時半に起きようとしたら、天井が回った。めまいだ。長い人生でこういう経験は何度かしているが、今年はほとんどなかったと思う。一昨日、長編の初校ゲラを返却したが一段落気分を味わえる状態ではない。たまっている仕事はてんこもりだ。精神的ストレスが原因のめまいではないかと思った。とにかく体を起こしていられない。目を開けていられない。
11時半に洗面だけして、フラフラしながら階下へおりた。熱はない。血中酸素飽和度も正常。血圧もふだん通りだった。こうなると、もう精神的なストレスしかない。文庫の再校ゲラが午前中に届いていた。予想より1週間早い。
リビングのソファで安静にしていることにした。
途中でワイフが雑炊を作ってくれたが、すぐには食べられなかった。じっとしているだけ。ときどき目が覚めるが、よく眠れる。疲労の蓄積もあるらしい。
夕方になり、検温したら、微熱があった。この微熱は、私の平熱(36.3度)を基準にしたもので、36.5度を上回ると自覚できる微妙なものだ。36.6度だった。今週の謎の微熱がめまいにも影響していると分かったとたん、気が楽になった。精神的ストレスと疲労だけではなかった。喜びつつ解熱剤を服用した。
晩御飯を何とか食べられた。昼の雑炊は、飲み込んだあと、胸にむかむかする違和感があった。弱い吐き気である。もうそれはなくなっている。
9時に書斎に入り、ルーチンと雑務、今日やりたかった仕事を明日やるための準備をして、シャワーを浴びて寝た。
とにかくめまいは何か異常の兆候でありメッセージだろう。しばらく無理は禁物だ。
7月31日(日)「無理しないはずが・・・の風さん」
恐る恐る起床。何とか歩ける。大丈夫かも。仕事もできるかも。
スマホを見たら、メルカリで出品していたものが売れそうだった(笑)。運気も上昇傾向に転じたか。出品していたものが売れた。これはワイフが読みたいといって買った本で、読了したので、リサイクルに回すことにしたものだ。新しい本は売れるなあ。
ブランチ後、発送するためキャメロンで出かけた。よし。行動できるぞ。これまでコンビニはファミマを利用していたが、今日は初めてセブンから発送してみることにした。レジでの手続きだった。JPも使うが、すべてやり方が違う。
帰宅し、ルーチンをこなした。
長編の販促(PR)活動のための小文を求められていたので、それを書いて、編集者へ送った。自分でも販促に動くつもりなので、楽しみだ。
続いて、児童書の懸案事項を調べていたら、エージェントから電話がかかってきた。いよいよ児童書の方もラストスパートになる。となると、文庫の方を早く片付けなければ。
再校ゲラが届いていたので、取り掛かった。3日間しか与えられていない。今日は、自分で作成した地図を、見栄えを確認しながら、修正することにした。基本的にやることは、文字のフォントを大きくし、線を太くすることだ。
気合が入ってきた。体調は良い。夢中で作業(あえて作業と書く)をしているうちに、夜が明けた。
就寝は午前7時。無理しないと決めたのに、またやってしまった。
2022年8月はここ
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